どうも、コマです。
人生100年時代と呼ばれていますが、そのキッカケになった一冊をご紹介いたします。
将来について漠然と不安があったり、特に何も考えていないという方も多いと思います。
これからの時代がどうなるかを予測し、どう考えていくべきかを考えさせられる良本
「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」を超簡単にまとめます。
感想
僕はこの本を読んで、より良い人生を送るために、決まったレールを進むのではなく、レールの設計から自分で行う必要があるなと感じた。
自分がどう生きていきたいかを見つめ直す良いキッカケになった。
20世紀までのライフサイクルは、変化が激しい現代では役に立たないということを、
具体的なデータを使用しながら説明していて非常に納得感があるものでした。
どういう風に変わって行くかを書いているので、その中で自分はどうしていきたいかを考えやすいなと思いました。
どんな人が読むべき
自分のこれから歩んでいきたい人生が具体的に描けていない人。
将来を漠然とイメージしている人。
より良い人生にするためには、何歳であっても早く読んだ方が良い一冊だと感じました。
今日は人生で一番若い日です。
何事にも遅すぎるなんてことはありません。
自分のこれからの人生としっかり向き合う必要性を感じられる良本です。
総論
多くの人が100歳を迎える時代が到来しようとしている。
それに伴い、働き方、お金、時間に対する考え方もアップデートされていく。
今までの「教育」⇨「仕事」⇨「引退」という3ステージの人生モデルは、ステージと年齢がリンクしていた。
長生きに加えて年金が減っているということもあり、生きていくためのお金を稼ぎ続ける必要がある。
変化が激しい時代であり、今までのように教育のステージで学んだことだけで仕事を続けることは難しくなる。
「仕事」のステージは多様化し、以下の新たなステージが生まれる。
エクスプローラー:一つのことに捉われず色々なことを探求するステージ
インディペンデントプロデューサー:成功よりもビジネスの活動自体を主としたステージ
ポートフォリオワーカー:異なる種類の活動を同時に行うステージ
これらのステージは年齢とリンクすることはない。また、相互に行き来できるものである。
既存の3ステージ制から脱却して、これらのステージを自分で選択しながら歩んでいくことが100年時代では重要となる。
また、より良い人生を送るためには、お金などの有形資産だけでなく、家族・友人・健康・知識などの無形資産も重要。無形資産についても適宜メンテナンスする必要がある。
特に、ステージ間を行き来するためにも知識やスキルは必要となり、結果的に有形資産にも繋がる。
無形資産をメンテナンスするためにも、今まで以上に自己投資の時間が増えることになるだろう。
3ステージ制から脱却し、無形資産をメンテナンスするだけでは、お金の問題を解決できない。
引退後に必要な生活資金を計算し、そのための資金計画を長期で行う必要がある。
金融リテラシーを高め、未来のために計画を貫くことが重要。
以上
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